Bourbon Story マスターが語るこの街とお店の歴史六本木てまり

六本木てまり開店
 1960年代、スナックという言葉が大阪からきて流行りました。昔は「バーは酒を出すところ」、「喫茶店はコーヒーと軽食」ときちっと分かれていたんですが、「お酒が飲めて食事もできる形態」としてスナックが定着しました。

 今からかれこれ40数年前、私は銀座で雇われバーテンをしていました。その時、女房が元々ここで店を出していたのでこちらに移ってきました。これが「六本木てまり」のスタートです。正式な開店は昭和43年9月1日。歌うバーとしては東京でかなり先発のお店だったと思います。以来40年間、場所も店の構えもほとんど変わっていません。

お世話になったお客様について
 40数年店をやっている間にいろいろな事がありました。お客様とツアーを組んで一緒に旅行に行ったこともありますし、場所柄、役者さんにもいらしていただいていますので、お客様の出演される舞台や演劇、ショーを拝見させていただいたこともあります。平社員で初めていらして、副社長にまでなられた方、外国人のお客様で言葉もわからないのに常連になっていただき、そのうちにお互いの気持ちが通じ合うほど仲良しになっていただいた方、親子2代に亘ってご利用頂いているお客様などなど、いろいろな方にいらしていただいています。どのお客様にもかわいがっていただきました。とにかくツケで踏み倒されたことは40年間で一回もない、催促の電話もしたことない。お客さまに恵まれている証拠ですね。

そして現在・・・
 お客様には「てまりは家庭的な、家族的な雰囲気があるからほっとする」と口を揃えておっしゃっていただいてます。2003年に内装をきれいに改装しまして、ワインセラーもありますし通信カラオケで陽気にわいわい騒ぐこともできます。お店が暇な時はお客様とゲームもできます。カード、ミリオンダイス、将棋、囲碁・・・是非ともお申し付けください。

 それでは六本木にお越しの際は、どうぞお店まで足を伸ばしてみてください。懐かしい顔に巡り会うこともできるかも知れませんよ。お客様のお越しを心よりお待ちいたしております。

HOME | Introduction | Bourbon Story | Alcohol Menu | Voices of the Night | Access | Bookmark
snack bar 六本木てまり/ 住所:〒106-0032 港区六本木3-8-2  TEL:03-3402-6446 | Access Map